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一部対面授業の開始、及び、クラブ活動再開手続についてのお知らせ

 

2020年10月2日


学生・御父母の皆様へ


理事長 藤井 耐
学長 寺内 一


一部対面授業の開始、及び、クラブ活動再開手続についてのお知らせ


 
 学生の皆さん、いよいよ2020年度の秋学期が始まりました。春学期は、学生の皆さんにとりましても、本当に思いもしない春学期になってしまいました。


 この新型コロナウイルス感染症は、創立117年を迎えた高千穂学園にとっても未曽有のことであり、春学期は暗中模索の中、様々な決断(対応)を迫られることとなりました。緊急事態宣言の解除後、一部対面授業が実施できる状況を絶えず検討してまいりました。
ところで、学期末に実施しました春学期の遠隔授業に関する「学生授業評価アンケート」には延べ人数で約7,700名からの回答が寄せられ、アンケート結果自体は、遠隔授業に対して肯定的な意見が約8割の方から頂くことができました。他方、自由記述欄にはさまざまな貴重なご意見をいただきました。それらを、各授業担当者にフィードバックし、秋学期はそうしたご意見を踏まえた授業運営を行うべく、全教員が準備をしておりますので、よろしくお願い申し上げます。また、春学期につきましては、学生の皆様はもちろん、ご父母の皆様からも数多くのご意見が寄せられました。その中には、遠隔授業の継続を希望するというものもございましたが、一方、「早く大学に行って、直接学びたい」、「本当の学園生活を味わいたい」、「人と交流したい」という大学生活の正常化を願う御意見も多くみられました。学生の皆様にとって、大学とは、教授からの講義を受け、専門的な知識を習得する学びの場であることはもちろん、それに加えて、人と交流し、意見を交換し、学問以外のものも含んで学びあっていく出会いと成長の場であるはずです。秋学期以降も、皆様からいただいたご意見に対応できるように鋭意努力してまいる所存ですのでよろしくお願い申し上げます。


 秋学期は、学部が9月19日(土)に、大学院が9月14日(月)に始まりました。スタート時こそ、学生の皆様の安全を最優先して、遠隔授業で実施することになりますが、同時に感染の状況を絶えず注視しながら、以下のような段階的な対応を視野に一部対面授業の実施を進めていく予定です。新型コロナウイルス感染症の1都8県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県)の状況次第ではあることはもちろんですが、まずは、第2フェーズとして、10月3日(土)より、1年生「ゼミⅠ」と実践指導が不可欠となる「指導法」関連の教職課程の授業を、月に1回のペースで、一部対面形式で土曜日の2時限目と4時限目に実施していくことと致しました。

 
 さらに、第3フェーズとしては、こちらも学内と1都8県での感染状況を慎重に観察しながらの判断にはなりますが、国あるは感染症専門医師によるコロナ感染収束(終息)宣言が発せられておりませんが、学生の方々による対面授業実施についての御要望も尊重しなければなりません。そこで、学生の方々のコロナ感染を防止しつつ、一方で、学内一部対面授業を実施するという困難な判断が要請されるなか、一部の対面授業を受講して頂けますように、2020年10月3日(土)より第2フェーズで始める「ゼミⅠ」と「指導法」は継続させつつ、同時に、2020年10月24日土曜日より3時限目に、時間割上月曜日から金曜日の5時限目に配置されている2・3・4年生を対象とした「専門ゼミ」と「起業事業承継コース」については、担当教員により必要があると判断される場合には一部の科目を、又、2020年10月19日(月)より、平日の4時限目に配置されている「専門ゼミ」を月1回のペースで、時間割通りの時間帯にて、対面授業形式で実施することと致します。実施スケジュールが決定致しましたら早急に御連絡致します。社会全体が新型コロナウイルス感染症自体沈静化してきたと判断された場合には、さらに制限を取り除いていくことになりますし、一方、再拡大した際には、やむを得ず一部対面授業を中止しなければならなくなることも御理解いただきたいと思います。
 

 ところで、一部対面授業が実施されましても、現在は依然としてコロナ感染症は収束(終息)しているとは言えない状況下にあり、先生方の中にもコロナ感染状況を避けなればならないという諸事情もあり、出講できない方もいる場合には御了解いただきたいと思います。又、学生の方々も当然のことながら、自らのコロナ感染リスクを避けなければなりません。そこで、学内授業通学につきましては、学生の皆様方は大学への出席義務を伴わない自主通学(自宅でのオンライン受講)もお認めさせていただくことと致します。
次に、大学教育のもう一つの大きな柱である課外活動について、お伝えさせていただきます。春学期はすべての課外活動を禁止しましたが、秋学期からは学生の皆さんの健康かつ安全であることを最優先としつつ、順次活動を再開させるための準備を進めております。具体的には、大学で定めた「2020年度秋学期課外活動再開に向けた注意事項」を基本として、各クラブ・団体ごとに、それぞれが所属している連盟のガイドラインを参考にして、独自のガイドラインを作成し、それを学生委員会・学生課で確認の上、最終的には学長が許可をした組織から課外活動を再開できるように準備を進めているところでございます。本学で定めた「2020年度秋学期課外活動再開に向けた注意事項」は、学生の皆様の安全を最優先して作成しております関係上、非常に厳しい条件を課しておりますが、決して完全なものではございません。しかしながら、学生の課外活動をできるだけ早く再開していくことが大学として重要であるという認識のもとで決断させていただきました。もちろん、安全面を最優先とし、十分な注意をしながら活動の再開を目指していきますので、皆さんのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。


 秋学期は、まだまだ、先が見えない中での出だしとなります。学生の皆さんの御健康・安全を第一に考え、「人を育てる」という高千穂大学の教育の実現に教職員一丸となってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。


(一部対面授業実施に伴う入構可能時刻)

① 土曜日2限は9:30以降、4限は13:30以降
② 土曜日3限は12:30以降
③ 月曜日~金曜日4限は12:30以降
(4時限目の学内実施の専門ゼミを受講される場合、3時限目のオンライン授業を学内にて受講される方々の内、情報メディアセンターのPC利用を希望される方は、使用を可能とさせていただきます(指定座席)。

 尚、学内実施「専門ゼミ」を通学受講されない方々は、3時限目履修科目について自宅にてオンライン受講して下さい。)



(一部対面授業実施に伴う授業開始時刻)

① 土曜日2限は10:40、4限は14:40
② 土曜日3限は13:00
③ 月曜日~金曜日は14:40


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