学長メッセージ
先立つ歩みのさらにその先へ
正解のない時代、という言葉をよく耳にします。けれども、実際に世の中に溢れるのはお決まりの答えばかり。どこか居心地の悪さを感じてきませんでしたか。しかしながら、あなたが覚えた違和感は、実は現代に対する鋭い洞察と言ってよいものです。既存の答えに満足せず、それぞれの異なる答えを互いに心底から認めあう新たな時代への息吹を、すでに皆さんは感じとっているのです。
そうした皆さんの先見性こそ、本学の創立者川田鐵彌先生が「常に半歩先立つ進歩性」として掲げた建学の精神に他なりません。現状の違和感を乗り越え、他者と共に生きるための答えを求めて、あなたがさらなる歩みを踏み出す場所。それが高千穂大学です。
本学は、教養と実学を教育の二つの柱としています。教養は、さまざまな視点から物事を考え、自ら判断できる力のこと。実学は、専門知識を具体的な場面で活かし、よき社会を実現できる力のこと。いずれも、あなたの歩みを着実に前へと進める頼もしい力となるはずです。学友、教職員、そして卒業生といったたくさんの仲間たちも、あなたを支える味方です。新たな時代のためのあなた自身の答えを、世界を変えるための答えを、ここ高千穂大学で共に創り出していきましょう。
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