総合科目(春)(一般聴講可)

2026年度の総合科目(春)は以下の通り実施いたします。2026年7月7日(火)まで受講申込を受付中です。皆様の応募をお待ちしております。

概 要

内容:総合科目(春)の授業公開(後援:杉並区教育委員会)
コーディネーター: 鈴木 岳人(人間科学部 教授)
テーマ: ミライをデザインする私たちのLIVES


日程

2026年4月11日(土)~2026年7月18日(土)
※4月11日・7月18日を除く全13回を公開


時間 土曜日2時限目(午前10時40分~12時10分)

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1回(4/11

【テーマ】

ガイダンス※学生のみ対象

 

2回(4/18

【テーマ】

Land conservation, ecosystem, and agriculture:

日本の里山生態系の危機と未来

生物多様性と私たちの暮らし、市民調査が切り開く未来

【概要】

生物多様性が私たちの生活や地域の環境にどのように関わっているのか里山を例に考える。モニ1000里地調査、約20年間の長期データから見えてきた里山生態系の危機と課題を紹介し、市民調査が国内外でどのように自然環境保全に貢献しているかを学ぶ。さらに、里山生態系の持続可能な未来に向けて、NGOなど市民団体が果たす役割とともに、私たち一人ひとりができる一歩を皆さんと考える。

【講師・役職】

藤田 日本自然保護協会

松谷 明美 高千穂大学 人間科学部 教授

 

3回(4/25

【テーマ】

Labor:

スキマバイトは働き方を変えるのか?

タイミーにみる雇用・柔軟性・キャリアの現在地

【概要】

本講義では、スキマバイトサービス「タイミー」を事例に、近年拡大するスポットワークが労働市場にもたらす変化を検討する。ゲストに株式会社タイミー執行役員の石橋孝宜氏を迎え、サービスの仕組みや雇用型にこだわる意義を伺うとともに、柔軟な働き方と雇用の安定性、キャリア形成との関係について議論する。学生や地域住民にとって身近な「働く」を手がかりに、新しい労働のかたちとその課題を多角的に考える。

【講師・役職】

石橋 孝宜Timee執行役員、スポットワーク研究所所長)

柴田 徹平 高千穂大学 人間科学部 教授

 

4回(5/2

【テーマ】

Literature:

「物語」という視点から見た、キャラクター

コンテンツ×地域創生の可能性

【概要】

「地域創生」はなぜ物語と結びつくと人を動かすのか。キャラクターコンテンツは単なる集客装置ではなく、地域に新たな意味や関係性を生成する装置となり得るのか。本回では「物語」をキーワードに据え、聖地巡礼や推し活などの背後にある構造を理論と実践の両面から読み解きます。『温泉むすめ』初代総合プロデューサー橋本竜氏と同コンテンツを研究する渡辺による対話を通して、実践知と学術的視点が交差する最前線に迫ります。

【講師・役職】

橋本 (株式会社エンバウンド前代表取締役)

渡辺 賢治 高千穂大学 人間科学部 教授

 

5回(5/9

【テーマ】

Intercuture and environment:

~数字のない世界を考える~

【概要】

人間は生活する環境や状況に応じて知識体系や文化を作り発展させてきた。この回では、数理や自然科学に関わる考え方や方法に着目し、人間がこれらを発展させてきた経緯を知るとともに、文化によるその形態の違いを理解することで、自分の視野を広げていくことを目指す。

【講師・役職】

吉村  高千穂大学 人間科学部 准教授

竹内  高千穂大学 人間科学部 教授

 

6回(5/16

【テーマ】

Interaction with people through Japanese sweets:

和菓子は楽しい

【概要】

伝統ある和菓子屋における、若手社員主体のチーム「かめや和菓子部」の活動や、異業種・大学とのコラボレーションを通じた新しい価値創造について。職人との対話やお客様・取引先様とのコミュニケーションが、いかにしてヒット商品やブランドの発展に繋がったかをお話しします。

【講師・役職】

吉村 由依子(亀屋良長株式会社 取締役)

吉原 千賀 高千穂大学 人間科学部 教授

 

7回(5/23

【テーマ】

Visual cognition:

AIの眼・人の眼

【概要】

人間と同じように「思考」し、時にそれ以上の「賢さ」を発揮するとされるAIは、私たちの生活に欠かせないサービスとなりつつあります。AIの眼は世界をどのように見ているのでしょう?人の眼とはどう違うのでしょうか? 両者の比較から、AIが私たちの現在と今後の生活にもたらす変化について考えます。

【講師・役職】

酒井 雅裕(神奈川工科大学情報メディア学科教授)

時津 裕子 高千穂大学 人間科学部 教授

 

8回(5/30

【テーマ】

Vitality and Sports:(活力)

【概要】

未定

【講師・役職】

新田 渉世(川崎新田ボクシングジム会長・第32代東洋太平洋バンタム級チャンピオン)

新井 健之 高千穂大学 人間科学部 教授

 

9回(6/6

【テーマ】

Education:

未来から今をデザインし、自分のあり方を拓く「自己物語力」の磨き方

【概要】

教育とは、外から与えられる正解を追うことではなく、自ら「問い」を立て、未知の自分へ挑戦し続けるプロセスです。変化が激しいVUCA時代だからこそ、人生の主人公として自分を引き受ける姿勢が教育の軸になります。本講義では映画監督の視点から、分野を越境し、「やり方(DOING)」以上に大切な「あり方(BEING)」をどう育むかを語ります。失敗を悪と決めつけず糧に変え、白黒の二元論を解きほぐしながら、なりたい未来の自己像に向けて挑戦を続ける。そのために、自分を人生の主人公として描いていく「自己物語力」の考え方と実践をお伝えします。

【講師・役職】

古新 (映画監督・ストーリーエバンジェリスト)

徳田 治子 高千穂大学 人間科学部 教授

 

10回(6/13

【テーマ】

Environment and interculture:

環境の変化と異文化理解

【概要】

人間は環境に応じて文化を発展させ、異なる環境においては異なる文化を育んできた。人、モノ、情報のグローバルな移動は環境の変化の一つであり、それに応じて文化もつくりつづけられている。この回では、環境の変化に対して人間はどのように応じてきたのかを、事例を踏まえながら考える。

【講師・役職】

レオナルド・M・クスラー(ヴァーレ・ド・リオ・ドス・シノス大学)

吉村  高千穂大学 人間科学部 准教授

 

11回(6/20

【テーマ】

Ethics:

「哲学プラクティス」の現在地点を問う

-なぜ今ビジネスにおいて哲学が必要とされているのか-

【概要】

学校教育や企業・組織で「哲学する」活動=「哲学プラクティス」の研究、実践にて広く活動なさっている堀越氏をお呼びし、研究としての哲学だけでなく、「社会実践としての哲学」について小平と対談しつつ、お話しいただく予定です。具体的には、これまで多くの企業にて実践されてこられた哲学対話の目的や概要、「なぜ今ビジネスにおいて哲学が必要とされているのか」、社会の中で実装され機能する哲学の意義について、お話しいただく予定です。

【講師・役職】

堀越 耀介(東京大学 共生のための国際哲学研究センター上廣共生哲学講座特任研究員)

小平 健太 高千穂大学 人間科学部 准教授

 

12回(6/27

【テーマ】

Social studies:

SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」 -SDGsを足下から実現する-

【概要】

世界には、学校に行きたくても行けない子供たちが大勢います。今回の講義では、先進国・途上国を問わず「誰一人取り残さない」社会の実現を目指すSDGsの現状、また日本や国際的な実現に向けた活動について、実際に体験し、ワークショップを通して学ぶことを目指します。NPO法人開発教育協会(DEAR)から事務局長の中村絵乃氏を迎え、ワークショップなどを通して「誰もが幸せに暮らせる社会を作るための教育」とその方法について、また開発教育について学び、持続可能な社会の実現に向けた社会科・学校教育・社会教育、そして私たちにできることについて検討します。

【講師・役職】

中村 絵乃(開発教育協会 事務局長)

鈴木 隆弘 高千穂大学 人間科学部 教授

 

13回(7/4

【テーマ】

Society:

 本当に意味のある社会貢献とは?

 SDGsを語る前に知るべきこと~

【概要】

2030年までに達成すべき国際目標として掲げられた「SDGs」は私たちにとって身近なものになりつつあります。しかし他方で、私たちは「本当に意味のある社会貢献」に取り組めているのでしょうか。貧困・環境・紛争といった「どこか遠くの世界の出来事」で終わっていた話を「私の生活の延長線上にある出来事」として受け止めるために、アフリカや中東など世界各地の現場を歩いてきたフリーランス国際協力師の原貫太さんからSDGsを語る前に知っておきたい問題についてお話をうかがいます。

【講師・役職】

 (フリーランス国際協力師)

三津田 悠 高千穂大学 人間科学部 准教授

14回(7/11

【テーマ】

Science:

社会と関わる自然科学

-地震学の最前線-

【概要】

我々の生活の豊かさとは何か、様々な視点から考えてきた総合科目も、公開講座としては最終回です。今回は自然科学、特に地震学の視点を取り上げます。自然科学の中でも、地震学が我々の生活との距離が近い分野であることは、地震大国である日本に住んでいる方ならば実感できると思います。例えば緊急地震速報や南海トラフ地震臨時情報などの言葉を耳にした方もいらっしゃるでしょう。我々の生活と直結するこういった最新の成果の意義と限界は何か、できるだけ分かり易く、理論・観測の両面に詳しい加藤先生とともに紐解きます。

【講師・役職】

加藤 太郎(東京大学地震研究所教授)

鈴木 岳人 高千穂大学 人間科学部 教授

 

15回(7/18

まとめと復習※学生のみ対象

 

その他

会場

高千穂大学CS6号館2階タカチホホール


対象者

杉並区以外の方も参加できます。お住まい・通勤・通学エリア問いません。


参加費

無料


定員

100名(先着順にて随時受付)


申し込み方法

以下の①申し込みフォーム、②E-mail、③往復ハガキ、④FAXのいずれかにて申込。


①申し込みフォームの場合

https://forms.gle/Fh3RuZYxX26rxDdZ9 へアクセスし回答を送信してください。


②E-Mailの場合

件名に「2026総合科目(春) 受講希望」と明記の上、本文に以下の必要事項を記入し送信してください。
(メールアドレス:kokai@takachiho.ac.jp)


③往復ハガキの場合

往信用はがき裏面に「2026総合科目(春) 受講希望」と明記の上、以下の必要事項を記入してください。
返信用はがきの表面には、申込者の返信用あて先(郵便番号、住所及び氏名)を明記し、高千穂大学総合科目係宛へお送りください。


④FAXの場合

「2026総合科目(春) 受講希望」と明記の上、以下の必要事項を記入し高千穂大学総合科目係宛へお送りください。
(FAX:03-3313-9034)

【必要事項】氏名(フリガナ)、郵便番号、住所、電話番号、年齢、職業、FAX番号(FAX申込者のみ)

【注意事項】申込期間は2026年7月7日(火)まで随時先着順での受付。

今までの講義の様子

第8回(5/30)
Vitality and Sports:(活力)
【講師・役職】新田 渉世(川崎新田ボクシングジム会長・第32代東洋太平洋バンタム級チャンピオン)

第8回は「V」をテーマに、『SportsとVitality』と題して実施された。講師には元東洋太平洋チャンピオンで川崎新田ジム会長の新田渉世氏を迎え、同氏の研究テーマである『「袴田事件」の動向とボクシング関係者の支援意識の変容に関するオートエスノグラフィー』から、社会的視点におけるSportsとVitalityについて講義が行われた。

スポーツ活動における「痛み」が社会的支援活動へつながるという話は、新鮮な視点であった。続いて新井からは、自身の研究テーマである『物体の運動予測における注意と錯覚の関係』および「スポーツと寿命の関係」の観点から、スポーツ持続に不可欠な運動学習における新たな視点が提案された

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第7回(5/23)
Visual cognition:AIの眼・人の眼
【講師・役職】酒井 雅裕(神奈川工科大学情報メディア学科教授)

これまで人間の視覚・認知とコンピュータを含む機器の機序とは,アウトプット上は類似しているように見えつつも,相違点やそれぞれの特性があり,対立的に比較されてきました。しかし,近年では人の視覚・認知とAIの内的な仕組みや機能面で非常に距離が近づき,重なり,そういった単純な対立軸で語ることが難しくなってきています。さらにAIの驚異的な進化のスピードに,人間を凌駕し害をなす存在として焦りや危機感を拭いきれません。そのような中で,私たちは何を知りどのような心構えでAIと向き合っていけばよいか,酒井雅裕氏(神奈川工科大学情報メディア学科教授)によるレクチャーを受けました。第1部ではAI技術の最新の状況についての紹介,第2部では機械分類から生成AIへと至るAIの眼を構成する仕組みについて,第3部ではAIの眼が日常生活の中でどのように活躍しているか,第4部では著作権問題やAIをめぐる倫理的な規制について学び,それらを通してAIを過度に恐れずよいパートナーシップを築いていくためのヒントが示されました。

受講後アンケートでは「これまでよく知らずになんとなく嫌悪感を抱いてきたが,AIに対する拒否感が薄まった」,「AIを使いこなしてみたい」といった感想が複数寄せられました。また会場では「日本のAI技術が諸外国と比較して後れを取っている理由や,今後キャッチアップするために何が必要か」といった質問が行われました。酒井氏の回答で,人間自身が落ち着いてAIの挙動やアウトプットを評価するための実力を養うこと,AI技術者の育成においても「人間科学的な教養の復権」が挙げられたのが印象的でした。

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第6回(5/16)
Interaction with people through Japanese sweets:和菓子は楽しい
【講師・役職】吉村 由依子(亀屋良長株式会社 取締役)

1803年創業「亀屋良長」に伝わるお菓子の歴史を紐解きながら、伝統のなかに革新をもたらす取り組みについてお話いただきました。

和菓子離れに食文化継承の危機を感じ、「若い世代に知ってもらうこと」「楽しんでもらうこと」を目指した国内外の様々な異業種とのコラボレーションや身体に優しいサステナブルなブランド立ち上げについて美しい和菓子とともに紹介され、参加の皆様にもお菓子を味わってもらいました。

40代未満の全社員縦割りグループでの商品開発という若い力や感性を活かし育てる取り組みは、日本の明るい未来を感じさせ、深い学びとともに「和菓子は楽しい」が溢れる時間となりました。

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第5回(5/9)
Intercuture and environment:~数字のない世界を考える~
【講師】吉村 竜 高千穂大学 人間科学部 准教授、竹内 淨 高千穂大学 人間科学部 教授

第5回では、数のない世界、数と文化の関係について、理系科目の担当教員と文化人類学を専門とする教員によるクロストーク形式でお話しました。
私たちは数を利用する社会に生きていますが、今も数を使わない文化をもつ地域があります。これは、狩猟、牧畜、農耕などの社会形成に応じて、数の必要性が変わることも一因にあります。その他にも、集合と順序の捉え方、記数法の違いなど、数が文化と関わっていることを楽しくお伝えしました。
聴講者からは、こうした文理融合のお話は興味深く大切であるとのご意見をいただきました。

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第4回(5/2)
Literature:「物語」という視点から見た、キャラクターコンテンツ×地域創生の可能性
【講師・役職】橋本 竜(株式会社エンバウンド前代表取締役)

本講演では、「物語」をキーワードに「キャラクターコンテンツ×地域創生の可能性」を把捉すべく、『温泉むすめ』というキャラクターコンテンツを一例に、その背後にある構造について理論と実践の両面から読み解いていきました。
加えて、『温泉むすめ』前・総合プロデューサー橋本竜氏と同コンテンツを研究する本学教員・渡辺による対話(クロストーク)では、キャラクターコンテンツが地域に新たな意味や関係性を生成する装置として機能する意義など、実践者と研究者の視点を織り交ぜながら展開しました。

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第3回(4/25)
Labor:スキマバイトは“働き方”を変えるのか?タイミーにみる雇用・柔軟性・キャリアの現在地
【講師】石橋 孝宜(Timee執行役員、スポットワーク研究所所長)

本講演では、スキマ時間に働ける「タイミー」を事例に、これからの新しい働き方が紹介されました。働きたい時間と企業のニーズをスマホで手軽に結びつけ、履歴書や面接なしですぐに働ける仕組みは、多くの人に新しい選択肢を広げています。学生や主婦、シニアまで幅広い世代が自分のペースで働ける点や、実際に働いてから職場との相性を確かめられる点も特徴です。人手不足が進む中、地域社会における多様な働き方の可能性にも触れられ、参加者にとって身近なテーマとして考えるきっかけとなる内容でした。

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第2回(4/18)
Land conservation, ecosystem, and agriculture:日本の里山生態系の危機と未来
―生物多様性と私たちの暮らし、市民調査が切り開く未来―
【講師】藤田 卓(日本自然保護協会)

「日本の里山生態系の危機と未来―生物多様性と私たちの暮らし、市民調査が切り開く未来―」という演題で、約20年間にわたるモニ1000里地調査のデータをもとに、里山生態系の危機が私たちの日常の生活にどのような影響を及ぼしているかについて、お話して頂きました。そして、日本自然保護協会が中心となって実施されている市民調査のその仕組みと方法、そして自然保護への貢献についてご紹介頂きました。里山生態系の持続可能な未来に向けて、何ができるかについて、また自然に関する教育をどのように取り入れていくべきかについて、藤田先生、本学の教員、そしてフロアー皆様と一緒に考える良い機会になりました。

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高千穂大学 入試広報課

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