【高大連携】堀越高等学校「ライフデザイン」での本学の協力
私立堀越高等学校(東京都中野区)において本学専任教員が「探究」の授業の一環として「ライフデザイン」の授業を担当しました。初回の授業では以下の発表までの流れについての授業を行いました。
本学では「大学で学ぶビジネス~人気商品や企業のヒミツを探ろう~」というテーマに基づき、楠美将彦教授(商学部)と三津田悠助教(人間科学部)が1年を通し講義をします。
初回の授業では三津田悠助教の講義にて「探求とは何か」「発表の方法」「情報の集め方」「情報の違い」について学びました。
まず、探求とは、自分の疑問に対して主体的に調べ、考え、答えを導き出す学びであることを確認しました。知識を得るだけでなく、自分で考える力や問題解決力を育てることが探求の大きな意義であることを伝えました。
次に、探求の成果を他者に伝える「発表」の重要性について学びました。発表では、聞き手に伝わるように言葉を選び、文章などの構成について説明をしました。
また、探求を進めるうえで「情報収集」については、テーマの設定から情報の選別までの手順を確認しました。特に、信頼できる情報を見極める力の大切さを強調しました。
最後に、書籍とインターネットの情報の違いについて比較し、それぞれの特性と使い分けのポイントを学びました。書籍は信頼性が高く、内容が整理されている一方で、インターネットは最新の情報が得られる反面、正確性の確認が必要であることを説明しました。
この授業を通じて、高校生たちは探求のプロセスを理解し、発表に向けた準備を進めることができました。
高校の先生および関係者の方へのご案内サイト(模擬授業、出張講義、大学見学会など)
https://www.takachiho.jp/education_institution
教員紹介
楠美 将彦 教授(商学部)
専門:金融工学、機関投資家論、企業金融論、コーポレート・ガバナンス
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三津田 悠 助教(人間科学部)
専門:理論社会学、知識社会学、道徳の社会学
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