BYOD（Bring Your Own Device）に関するご案内

2026年度新入生（学部生）の皆さまへ

高千穂大学では、2026年度入学生より、教育のDX推進および学習環境の向上を目的として、BYOD（Bring Your Own Device）を開始いたします。BYODとは、自分自身のノートパソコンやタブレットPCを大学に持参することを意味します。

大学での学びにおいて、ノートパソコンはかつての「紙と鉛筆」と同様、欠かすことのできない「文房具」です。本学では全館に無線LANを完備し、授業資料の配布、課題提出、グループワーク、論文執筆など、あらゆる場面でICTを活用します。これらはスマートフォンだけでは十分に対応できず、パソコンを用いた作業環境が不可欠です。

つきましては、入学までに各自で自分専用のノートパソコンをご準備ください。「自分の道具」として使い込み、操作に習熟することは、社会で求められるITスキルを身につける第一歩となります。

既にご自宅にノートパソコンやタブレットPC（キーボード付き）をお持ちの場合は、新規にご購入いただく必要はございません。新たに購入を検討される場合は、本学が推奨するスペックをご参考にしていただきますようお願いいたします。

※Microsoft 365（Word, Excel, PowerPoint等）のライセンスは、大学在学期間中、無償で提供いたします。

推奨スペック

形状	ノート型PC
OS	Windows11
CPU	インテル Core i5以上第13世代以降、またはAMD Ryzen 5以上相当品（Snapdragon X EliteなどARMアーキテクチャのCPUは非推奨）
ディスプレイ	13インチ以上　FullHD(1920×1080ピクセル)以上
キーボード	物理キーボードが利用可能であること
メモリ	16GB以上
ストレージ	SSD 256GB以上
無線LAN	Wi-Fi 5以上（IEEE802.11ac以上に対応）
カメラ・マイク	内蔵
バッテリー駆動時間	最低8時間程度　10時間以上推奨
重量	持ち運びに無理のない重量で目安としては1.5kg以下
購入価格目安	10万円前後から
Microsoft Office	別途購入不要　在学中は大学が無償で提供します
PCケース	画面破損等防止のためにPCケース利用を推奨します

BYODに関するQ&A

Q：どんなノートパソコンを買えばいいですか？

A：授業や課題の作成に高性能なPCは必要ありません。

※家電量販店等で販売されているスタンダードモデルのノートPCで大丈夫です。

ChromebookやiPadなどのタブレット端末は授業や資料作成に使うアプリに対応していない・機能制限があるなど、使用に適さないことがあるため、推奨いたしませんが、使用することは構いません。

なお、大学のPCは全てWindowsです。授業やコンピュータ室PCの開放利用、貸し出し可能なノートPCを通して、Windowsでの操作を身に着けてください。スマートフォンの延長に位置づけられるタブレット端末では、Webブラウザ・PDFビューア・Microsoft Officeの一部の機能が動作しないことがあります。そのため講義資料がみられない、課題提出などの作業がしづらい（場合によってはできない）などの問題が起こる可能性があります。注意してください。文書作成等にはキーボードがあると作業がスムーズに進みますので、「外付けキーボード」の購入をお勧めします。

また、MacBookはメニューの構成や操作性がWindowsとは異なるため、1台目のPCとしては推奨いたしません。

ノートPCや周辺機器の入手に時間がかかり、非常に高額な価格が設定されていることがあります。また、性能・品質が十分でないものが売られていることもあります。特にインターネットで購入する場合には納期・価格や販売業者に注意してください。

Q：最新のノートパソコンがいいですか？

A：授業や課題作成の使用だけなら、最新・高性能にこだわらなくて大丈夫です。

※新しいノートパソコンであればあるほど性能は良くなり、最近のCPUはAIの推論処理にも優れていますが、その分、価格も高くなります。

Q：どこで購入すればいいですか？

A：家電量販店やメーカーのオンラインストア、価格比較サイトをチェックすることをお勧めします。

※価格比較サイトでは性能や販売価格など、条件を絞り込んで探せるので便利です。

Q：コストパフォーマンスのいいノートパソコンの探し方はありますか？

A：各メーカーから学割モデルが販売されていますのでご確認ください。

Q： Microsoft Officeを購入する必要はありますか？

A：購入する必要はありません。