大山ゼミ（人間科学部）が産学連携活動を行いました

　2022年6月13日（月）人間科学部・大山ゼミでは、企業とNPOが連携した社会課題解決の最前線を学ぶため、「特定非営利活動法人埼玉フードパントリーネットワーク（SFPN）」と大手総合商社とのスタート・ミーティングに参加させていただきました。

　SFPNは67団体が加入し3,600世帯のひとり親世帯に定期的に食料品を提供している全国最大規模のパントリーネットワークです。今回のミーティングでは、運送時に外箱が破損したなど、現在は廃棄されている食材の有効活用について議論されました。

　Zoomを利用したミーティングでは、「冷凍冷蔵品の受入は可能か」「食品管理の責任はどの段階で移るのか」「トレーサビリティ（※）の対応は」といった緊張感のあるやり取りが続きました。

　終了後は、SFPN代表の草場澄江さんにインタビューの機会をいただきました。学生からは、「団体としての目標はどこに置いているのか」「企業からの打診は年間何件くらいあるのか」など、活発な質問がなされました。学生からは、「真剣なやり取りで緊張感が伝わってきた」「どんな質問にも即答する代表がすごかった」などの声が聞かれました。

※トレーサビリティ…トレーサビリティとは、商品の生産から消費までの過程を追跡することを意味します。各事業者が食品を取扱った際の記録を作成し保存しておくことで、 食中毒など健康に影響を与える事故等が発生した際に、問題のある食品がどこから来たのかを調べ、 どこに行ったかを調べることができます。