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教育システム

教育システム紹介

 本学は、明治36年(1903)、四国高知県出身の創立者川田鐵彌(明治6年(1873))先生が、新宿大久保に高千穂小学校を開設以来、一貫して「人間形成」に重点をおいた私学観と、「実学教育」「国際教育」は「小人数教育」によって実現可能であるとした教育観に基づいた教育を行っている。
 1年次からのゼミナールは単に専門知識の習得のみならず、人間形成に大きな影響を与えている。また、専門知識の修得や実学教育は講義科目だけでなく、資格取得講座や海外研修によるサポートも行われている。
そして、こうした教育は「家族主義的教育共同体」という精神をもって日々学生と触れ合う、職員全員がもちあわせているのである。

ゼミⅠ

ゼミⅠとは、新入生がこれまでの受動的な学習方法から能動的な自主的・探求的学習方法への転換により、学習意欲を昂揚し、問題意識を形成することを目的として開講される科目である。今後4年間、本学において課題探求能力-特に2年次、3年次、4年次におけるゼミⅡ、ゼミⅢ、ゼミⅣ-を培うために必要な基本的な能力、例えば、文章作成能力、会話・討議・発表などのコミュニケーション能力、資料収集能力、読解力、思考力、レポート作成能力等を身につけるために学習する。AO入試の資格取得型による入学者については、各資格に関連する知識のある専任教員のゼミⅠに所属するよう配慮した。

また、前期は5種類の文章作成に関するテキストの中から各担当が指定する1冊を使用し学習する。前期終了時には共同授業により講演を聴き、文章としてまとめるといったことも行う。また、高校教育から大学教育への転換をはかるため「大学で何をどう学ぶか」、「大学生になるきみへ」という副教材を使用し、「自己の確立―自分探し」、目的意識の涵養を目的とする授業もおこなわれる。

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アドバイザー制度

ここ数年、大学入学者の目的意識の希薄さ等に端を発し、各大学での退学者等は増加傾向にあることは、様々な場面で論じられています。本学では平成14年度入学者よりこうした状況を改善することを目的として、学生が抱える様々な問題の早期発見とその対応を図るため、本学専任教員が年間を通じて常にアドバイザーとして積極的に学生に働きかけを行なってゆく「アドバイザー制度」をスタートさせました。

先ず1年生には、ゼミⅠ担当教員と新入生との定期的な面談を実施するなどして、新入生をスムーズに大学生活への適応をサポートしていきます。2年次以降はゼミⅡ・Ⅲ・Ⅳの担当教員が学習に対する意識を高めながら、各学生の目的実現に向けた指導・助言をし、卒業・就職へと導いていきます。なお、本制度は、学生の本学への帰属意識を涵養するとともに、本学の教育理念である「家族主義的教育共同体」の根本をなすものである。

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新入生オリエンテーション

高千穂学園・大学の歴史及び建学の精神を理解し、本学学生としての帰属意識と基本姿勢を身に付ける第一歩として、大学生活に必要な事項の指導とスムーズな大学への接続を目指す。 学生指導内容については履修登録と授業の準備とし、学生の交流や親密度の向上はこの期間にだけでなく、1年間を通じて行っていく。「友達ができない・いない」「他人と上手く話せない」という声を学生から聞き、本学としては、入学式直後のオリエンテーションを、新入生の不安を取り除くための機会とするとともに、ゼミⅠ担当教員、上級生と交流を図り、大学生活が円滑にスタートできるよう配慮している。上級生による、クラブ活動、海外研修、資格取得、就職関係等の説明もあり、学生の不安解消の一助としている。

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高千穂大学 入試課

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